第3回講義 損益計算書    

それでは損益計算書を勉強してみましょう。

損益計算書はあって、企業における1会計期間の経営成績を表示し、利害関係者に報告するものです。
1会計期間中(通常は1年間)における経営活動によって得られた成果すなわち収益とその収益を求める
ために使った費用を対比することによって費用と収益の差額である利益を求めるというものです。

通常損益計算書をP/L(Profit and Loss Statement)、もしくは、I/S(Income Statement)

と略します。

それでは、P/Lの概要を見る上で簡単な損益計算書で見てみましょう!

売上高                  100,000百万円

売上原価                  80,000百万円

売上総利益                 20,000百万円

販売費および一般管理費        15,000百万円

営業利益                   5,000百万円

営業外収益                 1,000百万円

営業外費用                 2,000百万円

経常利益                   4,000百万円

特別利益                   2,000百万円

特別損失                   3,000百万円

税引前当期利益              3,000百万円

法人税等                   1,500百万円

税引後当期利益              1,500百万円

このように、売上高から売上原価を引いた金額が売上総利益(通常粗利と呼んでいます)になります。
そしてその値から販売費および一般管理費(通常販管費)を引いた金額が営業利益になります。

ちなみに販売費および一般管理費の代表的なものは皆さんが会社からいただいている
給料のような人件費です。営業利益から営業外の収益と費用を引いた金額が皆さんが1番よく使う
経常利益になります。ちなみに営業外費用で最も一般的なものは支払い利息また逆に
営業外収益として最も一般的なものは受け取り利息や受け取り配当金になります。

そしてこの経常利益から特別損失や特別利益を控除したものが税引き前当期利益となります。
税引前当期利益から法人税などの税金を控除したものが税引後当期利益となり、
この税引き後当期利益から、皆さんが受け取る配当金などが受けられるわけです。

ここで上の損益計算書だけで会社を比較するために最も一般的なものを取り上げてみましょう。
売上高経常利益率や売上高営業利益率です。

これは経常利益÷売上高、もしくは営業利益÷売上高で出ます。
上の会社では経常利益4,000百万円÷100,000百万円=4%になります。

営業利益率は同じように計算して5%になりますね。

分かりましたか?

では、損益計算書の第一回の講義を終了します。